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世界の果てのはてな

オタク主婦の漫画とアニメの話

GUNSLINGER GIRL 15巻

GUNSLINGER GIRL(15) (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL(15) (電撃コミックス)

連載開始時から電撃大王本誌で読んでたが9巻辺りから読んでなかったのを、完結を機に一気読み。

クローチェ兄弟の過去から第1話に繋がるところ(71話)とか10年かけて描かれたと思うとすごいし、ヴェネチィア鐘楼戦とかラストバトルの盛り上がりも滅茶苦茶興奮するし公社があのような顛末になるのも受け入れられる。
クラエスが最後に残って表紙になるのも理解できる。すごく綺麗にまとまった良いお話だとは思う。ジョゼさんとヘンリエッタ、ヒルシャーとトリエラの最期も文句無い。
「眼鏡をかけている間は優しいクラエスでいてほしい」とか、最後ヘンリエッタをああするジョゼさんの葛藤とか、没頭して読むと泣いてしまうシーンも多く、好きか嫌いかで言ったら間違いなく好きな漫画ではある。
今更言うまでもないがお話も作画もすごく丁寧で「良い漫画」だと思う。「ロリ×銃器変態作者乙!」みたいな読み方しかできない人間には味噌汁BUKKAKEたい。
ただ最後が…………なんでアメリカなんだよ!!!!と思った。あのような形で「世界には希望がある」と伝えたいなら、まあ……アメリカの大学からスタートさせたいのも分かる。
でも折角10年もかけて100話も費やしてイタリアのお話を書いてきたのに最後の最後でアメリカに行っちゃうのかよそりゃないぜデス市長と思った。イタリアで希望があると言ってほしかった。この流れだと明言されてなくても「イタリアや旧大陸には希望は残っていない」と考えてしまう。
自分がフロリダにいた頃のルームメイトがイタリア人で「マジイタリア仕事ねーしやばい」って言ってたのを思い出す。マフィアとかは関係ないが彼女のことも思い出したりして、だからこそガンスリの最後は「イタリア」で締めて欲しかった。大変残念である。
トリエラの卵子云々もお話として悪くないが多分おそらく勝手に卵子摘出されてるのマジひくし、トリエラ卵子×ヒルシャーじゃない別の男の精子の受精卵で子どもを産まなきゃならないロベルタさんも不憫(まあロベルタさんの葛藤は「どうかこの糸を断ち切らないで」のところの表情が晴れやかじゃない辺りで描かれてるとは思う)
とにかくガンスリ、ラストバトルまでは良かった。最後アメリカなのがほんと残念。