世界の果てのはてな

漫画とアニメの話

原作通りに作ればいいってもんでもない

進撃の巨人のアニメ版を見ていて下記のツイートをしたらやや多めにRTされた。

1話とかOPすげえなって思ってたらあっという間にエレンのかーちゃんが喰われてマジ息をもつかせぬ展開すっげえ最高!!という感じだったし、勿論良いアニメ化だとは思う。
ただ、上記のツイート通り、よく出来た映像作品になった代償として「原作の(悪く言えば)稚拙な絵から発せられるシュールさや何ともいえない恐怖感」は失われた。かっこいい音楽も時として緊張感を減少させている。

アニメ版が良くないとかそういう話ではなく「それぞれの手法でそれぞれの魅力がある」のだと思う。明らかに「良くないアニメ化」もあるが……。

そして「原作を忠実に再現すれば必ず良くなる」というものでもない。

以下、個人的に「良い映像化と悪い映像化」を列挙する(思い出したら随時追記)

原作超え:しゅごキャラ1期、惡の華エアマスター

原作と双璧:Fate/Zeroとらドラ!

かなり良い:のだめ(ドラマ)、カイジさん(アニメのみ)とアカギ、デスノート(アニメと映画両方)、孤独のグルメ、実写版セーラームーン弁護士のくずソードアートオンラインモテキ

良い:ウシジマくん、鈴木先生、実写版ネギま多重人格探偵サイコ、只野仁、シュタゲ

まあまあ:ズボラ飯、ホーリーランド

原作に忠実過ぎて、クオリティ高いのに面白くなかった:のだめ(アニメ)

原作レイプ、絶許:魔人探偵脳噛ネウロ

デスノの映画は、Lスピンオフに関してはイマイチだった。