突如おすすめされたので「インドな日々」というかなり前に出版されたインド旅行エッセイ漫画を読みました。
※上記Kindle版は2013年発売になってますが書籍の初版は2000年発行です
かなり面白かったんだけど「インド旅行したことあったよね?なら余計楽しめると思うから読んでみて!」みたいな感じで紹介されて、実際読んでみたらインドの人と結婚したマジガチの人の話だったんで「10年前に一回旅行しただけの私じゃ比べもんにならん!」と思いました。
「インドな日々」に書かれてることもかなり昔の話だし私が行ったのも10年前なんでもうインドもかなり様変わりしていることと思いますが、以下、インド旅行の思い出など。はてなフォトライフに写真が何枚かアップロードされてたので貼ってみます。
これはガンジス川の朝焼けか夕焼けどっちかの写真ですね。2004年にアップした写真*1なんですがjkondoさんがスターつけてくれて興奮した記憶があります。
これはガンジス川の沐浴、写ってるのは一緒に行った友人ですね。私も軽くジャブジャブして、後で父に「汚い!」って怒られました。友人は翌日食中毒でひどいことになりましたが私は無事でした。
どっかの遺跡でジョジョ立ちのつもり。
インドに行くと人生観が変わるのか
「インドに行くと人生観が変わる」というのは昔よく聴いた話です。実際行ってみると劇的に変わりませんでしたが一泊数百円(日本円換算)の貧乏旅行は初めてだったので「あったかいシャワーが出る日本えらい!」という気分になり幸福の閾値が下がったので個人的には良い経験になりました。
人生観云々よりインドに行ったことで辛い食品に対する耐性が劇的に向上し、辛いもの結構食べられるようになったのでそこも良かったです。
ただ、今は10年前と比べるとインターネットのあれやこれやが発達して自宅にいながらにしていろいろなことができるし「インドに行くと人生観が変わる」みたいなのってもう流行んねーんだろうなと思います。観測範囲の問題かもしれないけど。
10年経っても覚えてること箇条書き
・タージマハルのある街の宿のシャワーが漏電して蛇口触るとビリビリした
・ホテルの冷蔵庫にヨーグルト入れておいたらなくなってて従業員さんに聞いたら「牛が食ったんじゃない?」とトボけられた
・「トラストミートラストミー」ってしつこく言ってくる怪しい男の子がいた
・「コニチワ〜ヤスイヨーアカシヤサンマ!」って言ってくる露天のオッさんがいた
・「アイムリクシャーパトロール!」とか言って両腕ブーンするリクシャーのおっさん
・オートリクシャーに乗って行き先を告げたら全然違う方向に向かわれて運賃釣り上げられそうになったから友達とタイミング合わせて信号待ちの時にせーので飛び降りた
・夜行列車に乗ってる間に友達が窓の外から荷物奪われそうになった
・列車で飲んだチャイの素焼きカップはバンバン窓から投げ捨てる
・どっかの街で釘踏んだけど宿で消毒液貸してくれてそれで消毒して無事だった
ビビリだったし一人で行動したのは食中毒でダウンした友達のために医者を呼びに行った時の行き帰りだけだったんですが、あの時のバラナシの夜の生暖かい空気にはなんとなく「迎えられた」ような気分になったのを覚えています。
インドには3週間いてその後他の国もいろいろ行くんですが、これほどエキサイティング(≒危険)だった旅行は後にも先にもこれだけです。
*1:古参アピール