ソースは俺。*1
いや別にレイプされろとかしろとか言ってるわけじゃないですよ勿論。恋愛とか結婚とかしたいなら若いうちにとっとと処女捨てておかないとこじらせて何年もぐじぐじグルグル考える羽目になるから処女は早いうちに、（メンタルに響かない程度の）ドブに捨てておくと最終的に良い人に巡り会える確率も上がるっぽいしいいんじゃないかなーと「きょうは会社休みます。」を読んで再認識した次第です。まあトラウマにならない程度に処女をドブに捨てるためには結局「適度な恋愛体験が必要だよね」って思ってるのでタイトルは釣りで、正確には処女童貞云々よりも「色恋に興味があるなら勇気出して動いてみようや」というのが主旨となります。
それでは以下、先ほどドラマ版最終回を迎えた「きょうは会社休みます。」原作漫画感想、ドラマ版との比較感想等をまとめます。今回はちょっと長い（約5千字）ので目次を最初に載せておきましょう。
この記事の目次
- 「きょうは会社休みます。」に出てくる【処女の呪い】と処女をドブに捨てる効用
- ドラマ版との比較
- フィクションみたいに都合良くロマンスが降ってこないこじらせはどうすればいいか
- 言及した作品とあわせて読みたい記事等
- 余談
1.「きょうは会社休みます。」に出てくる【処女の呪い】と処女をドブに捨てる効用
この話の主人公は、過去に処女を捨てられそうだったチャンスがあったけどスルーしちゃったことをずっと後悔してるし、捨てた後も長期間引きずってるんですよ。ドラマ版だとそこら辺はあっさり終わらすんですけど。
【処女の呪い】とでも言うべきか、処女であることや恋愛経験が乏しいことが足枷になって、恋愛に興味ないわけじゃないのに積極的になれない。
でもあの時のこと考え続けちゃってる。5年とか10年もの間、既に終わっちゃったイベントのこと思い続けるのはツラい。
多分とっとと処女捨ててたらそんなことになんなかったんすよ。変な幻想抱かなくなるし、いっぺんでも付き合った経験とかあれば、全く無いよりは次にチャンスが来た時に動きやすくなる。
つっても女性は変な男と軽率にセックスするといきなり妊娠して結構大変なことになるし躊躇するのも分かるんですけど。
でも処女守り続けてると捨てる機会も訪れずに最終的には「飛影はそんなこと言わない」とか言う羽目になりかねない。
困ったことにならない程度に理性と知性と性欲のバランスがとれた男と適当なところでセックス出来てたらいいんですけど。
「モテキ」のいつかちゃんみたいに「あんなもんドブに捨ててやったわー」くらいの勢いで捨てられるのが理想だと思うし私も今考えるとそんな感じのDSG（処女をドブに捨てたガールズ）でした。
相手がドブじゃなくて清流でその人と一生幸せに暮らしましたとさHappily Ever After...とかなったらそれが一番幸せなんだろうけどまあ一般的に初体験の相手と生涯添い遂げないですよね。
「失恋ショコラティエ」のサエコさんは「他の人を経由することで結果的に本命と上手くいくってこともあります」と言っています。「いつか目標の山に登頂成功するために他の山に登ってみることも必要だったりするでしょう？」とも。
最終的に理想の相手と上手くいくよう恋愛経験値を上げておく為、ある程度の年齢になったらとっとと処女を捨てておくのがあらまほしきことかなと。*2
あと元カレ/元カノ補正で次の恋人がすごい良く見えるのでいっぺんくらいはドブみたいな人と付き合ってみるのもアリかと思います。人間のことドブ扱いしてる時点でこっちもドブなんですけど。
そんなこと言ったってまず人と付き合うこと自体どうすりゃいいんだよって思う人がいることが容易に想像出来るので、そういう人は次の2番を飛ばして3番に進んでください。
ちなみに主人公にかけられた【処女の呪い】は処女を捨てても解けないけど、解ける時が4巻で描かれます。そこまで描いてるところがこの漫画はすごい良い漫画だなと思いました。この漫画「ありえねー」つって叩かれてるけどそんなに悪くなかったですよ、むしろときめいた。*3続刊で朝尾に引っ掻き回されると嫌なので7巻のままで終わってほしい。
2.ドラマ版との比較
きょうは会社休みます。 | 日テレオンデマンド
この時間帯はファーストクラスを見てたんですが原作読んだら種市先輩*4に口説かれたくなったので課金してiPhoneで見てなんとか最終回リアルタイム視聴までこぎつけました。日テレオンデマンド、高画質だったし倍速視聴が出来ないこと以外は概ねよかったです。
で、肝心の中身はというと種市先輩が口説いたりチュッチュしてくるよりも主人公のこじらせ描写が原作より8千倍くらい多くなっててそこにばっか時間割いてて大層ガッカリしました。ていうか原作だと「こじらせ」って文言はほとんど（全く？）出てこないんですよ。原作だと主人公はアラサーとは思えないピュアさで全く可愛いもんですよ。何がありえないかっていきなり年下イケメンと付き合うことになるって設定よりも主人公のこのピュアさだと思うんですけど。
ドラマ版だと主人公のピュアさはすっかり抹消され、自分をメタ視点で揶揄するこじらせ女に味付けされてます。これはこれでアリです。原作では普通のデキない後輩だった男が何故かこじらせ童貞にもされてます。こじらせ童貞は最終回でガンダム00のコーラサワーみたいな大逆転を見せるので勇気出して頑張ってみるもんだなと思いました。
こじらせ人間が見たかったらドラマ版、年下イケメンとのキャッキャウフフが見たかったら漫画原作を読むのがオススメです。
ドラマ版はオフィスの灰色〜な感じが妙にリアリティあってこんなんじゃ俺の処女膜から声は出ねえよって感じするんですよね。原作漫画はとにかく画面も<del>白い</del>ほんわかしてて年下イケメンとのイチャラブを楽しむのに特化されてます。「普段私服なのに突然スーツで現れる」とか「朝したいって言われる」とかアラサー処女の脳天直撃セガサターンみたいなシチュエーションがバカスカ出てきてこれはあざといと言われるのもやむなしって思います。大変ごちそうさまでした。
3. フィクションみたいに都合良くロマンスが降ってこないこじらせはどうすればいいか
絶対的な解はありません。行動あるのみです。でもでもだってを繰り返したい方はこちらの話をどうぞ。
要は、勇気がないんでしょ？ - Attribute=51
ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。
でも恋愛に興味ない人は無理してすること無いと思います。トマト食べられないよりトマト食べられた方が人生の幅が少し広がるよね程度の話で。まあ恋愛を結婚や出産まで広げると影響する人生の幅がトマトとは比べ物にならないとこまでいきますけど。
DSGの一員としていつかちゃんは他人とは思えない。ていうか花笑（会社休みますの主人公）も処女喪失の流血でスカート汚せよって思ったけどマーガレットコミックスのレーベルでそりゃないっすよねー。
モテキ (1/4) - コミックナタリー Power Push
DSGの元ネタはこちらの記事から読めます。この記事、久保先生の肉声で「DSG!!」って言ってるのが音声データで聴けるの最高です。
サエコさんの登山にたとえる恋愛指南が載ってるのはこちらの7巻です。
読んだこと無いけどタイトル思い出したから貼っておきます。アラサー間際になって処女だと、特にイベントも無く今日もやっぱり処女でしたって思うよね。分かる。
ドラマ版主題歌。槙原さんの歌はやっぱいいですね。「本当はこんなタイミング待ってたのかもしれない」って歌詞にこじらせの全ての願いが込められてると思います。
5. 余談
今回、会社休む漫画はTwitterで誰か買ってって書いたらマジで誰か買ってくれました。
次は最近話題になってるクズの本懐が読みたいので誰か買ってください。買ってもらえたら読んでこんな感じで感想書きます。
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